冷蔵庫の仕分けのバイトって聞くと、寒いとかお腹が冷えそうとか、
どんな服装で働くのがよいかとか、気になることってたくさんあるはず^^
私は短期で2ヶ月間、冷蔵庫の仕分けのバイトをやっていたので、
体験談をひとことで話すと、
『繁忙期は仕事が超忙しいので、寒いのはあまり気にならない!』です。
冷蔵庫の仕分けのバイトなので、本当は夏に体験しておきたかったけど、
バイトした時期は、お歳暮と正月のお取り寄せが激増する真冬でした。
冷蔵庫の仕分けのバイトの体験談
冷蔵庫の仕分けのバイトといっても、スーパーの店舗の仕分けや
チルド宅配便の仕分けまでバイトの仕事内容もいろいろ。
この記事は、私が大手運送会社のセンターで
チルド宅配便の仕分けのバイトをした体験談になるので、
冷蔵倉庫内のピッキングや仕分けが知りたい方は、こちらの記事をどうぞ
>>>冷蔵倉庫のバイトはきつい?服装と作業内容と痩せるのか口コミ
仕事内容は通常の宅配便の仕分けと同じ?
仕事内容は、基本的に宅配便の仕分けのバイトと同じ流れです。
何が違うのかといえば、冷蔵か冷凍状態の荷物を仕分けするので、
室温が低く設定されていて、エリアごとに仕分けしてから、
積み込むカゴ車が冷蔵庫タイプってことくらいでしょうか。
私がバイトしていた大手運送会社のセンターでは、
冷蔵か冷凍の作業場所は、チルドって呼ばれていましたね。
仕事の流れ
チルド宅配便は、冷蔵のエリアと冷凍のエリアに分かれていて、
たしか、冷蔵と冷凍の荷物は、一定時間づつ交互に流されていたと思います。
2.流れてきた荷物を各レーンのピッキング担当が、仕分けコードを見ながら自分のレーンに引っ張り込む
3.ピッキングでレーンに引き込んだ荷物は、地区ごとに区分けされたトランク前に集める
4.仕分けしてトランク型冷蔵庫に収納する
※トランク型冷蔵庫って呼んでいいのかわからないんですけど、
要は冷蔵庫機能付きのカート、移動式冷蔵庫(冷凍庫)って感じ。
5.荷物がすべて流れ終わったら、ビニールシートを被せてトランク型冷蔵庫をロック
6.地域の区分を貼り付けて、出荷場まで運ぶ
当たり前ですが、後方の担当になればなるほど、
前方で荷物がピッキングされているので、作業は楽になるはずです。
でも、前方のピッキング担当に配置されている人は、そりゃもう大変٩(๑´0`๑)۶
冷蔵の荷物は重たいものも多くて、とくに女子には結構な力仕事。
冬なんて、おせちや新巻き鮭とか海産物のギフト関連でごった返します!
この作業が冷蔵と冷凍の現場でひたすら繰り返されるのですが、
各レーンには荷物を引っ張るピッキング担当と、
冷蔵庫や冷凍庫に荷物を入れる収納担当がいて、人数はたったの2~3人!
この人数、実は宅配便の仕分けに比べたら、圧倒的に少ないんですよね(^_^;)
それでも、冷蔵庫に荷物を入れる収納担当は、
ひたすらコードごとに分けながら、荷物を冷蔵庫や冷凍庫に収めていきます。
手際がいい人は、荷物のさばき方に無駄がなくて、
仕事のできるレギュラーバイトさんとペアになると、
バイトがめちゃくちゃスムーズにいきますが、これはその時の運次第なんですよね。
仕事内容の注意点
仕分けのバイトををいろいろとやってみて気づいたのですが、
荷物の仕分けのやり方も、運送会社によって少し違いがあると感じました。
地域によっては荷物がめちゃめちゃ多かったり、
荷物で溢れかえって作業が進まなかったりという感じでした。
ただ、私のような短期バイトの多くは、
まずピッキングの担当に割り当てられるので、とにかく腕と目が疲れましたね(+_+)
トランク型冷蔵庫を運ぶときの注意点
荷物の量がものすごく多いので、何度も往復して、
冷蔵庫や冷凍庫を何個も引っ張って移動させるんですが、
冷蔵庫は大きので前が見にくいし、ぶつかったりしたら危険なので、
注意して運ばないといけません。
このとき、両手て引っ張って冷蔵庫を移動させないと、
社員さんに叱られちゃいますから、注意してください(^_^;)
ピッキングのコツ
たとえば、ゆうパックの場合は、ピッキング担当はあまりいなくて、
バーコードの読み取りで、自動で各レーンに流れてきたりするのですが、
クロネコでは各レーンに目視で荷物を引っ張り込むので、かなりの動体視力が必要。
というのも、荷物の流れがゆっくりのときはコードを見る余裕があるのですが、
荷物の量が増えてコンベアーのスピードが早くなったときには、
荷物のコードが目で追えなかったりするんです!
マジでスピードが急にアップするので、じっくりコードを見てられなくて、
一瞬でも迷いが出ると、ピッキングが総崩れになります(^_^;)
ピッキングのコツは、自分と同じ位置に来る前にコードを見ること。
自分と同じ位置に荷物が来たときにコードが見切れてなかったら、
その荷物は見捨てたほうがいいかも。
でないと、全体のリズムが狂うので、ほかの荷物も取りこぼすことになりがち。
あとは、事前に視力が良いか悪いかを確認されて、
私はメガネっ子だったので、たいてい後方のラインに配置されていましたね。
冷蔵庫前の荷物整理
ピッキングした荷物は、なるべくコードごとに冷蔵庫の前に並べて、
収納しやすくするほうがいいのですが、なにせ荷物の量が多すぎるので、
そればかりに気を取られていると、荷物をさばくのが追いつかなくなります。
しかも、前方での取りこぼしが多いと、
一番後方のラインが荷物で溢れかえってしまい、
身動きも取れないほど荷物で埋め尽くされていきます(T_T) ←経験済み
こうなると、完全に一番後方はパンク状態になってしまい、
最終的にはラインが止まっても、
延々とたまった荷物を処理していくことになります。
この段階になると、そんなに焦らず作業できるくらい吹っ切れているのですが、
一時的に荷物が溢れかえっているときは、心理的にもかなりきついものがありました。
寒さ対策の服装
真冬だと、冷凍庫だから寒い寒くないとかいう話以前に、
ひたすら忙しかったので、あまり寒さを感じている余裕もなかったですね。
まあ、日本が全体的に寒いんだから、真冬の格好していたらまず大丈夫ですが、
チルドの冷蔵庫内が寒いか寒くないかといえば当然寒いです。
ラインが止まったりすると急に冷えてきますし、制服の貸出はないので、
服装はスノボウェアとか着古したダウンジャケット(薄手)なんかがおすすめ。
私は、着倒したショート丈のダウンジャケットにハイネックのインナーを着て、
背中にカイロを貼るのが基本。
とくに今日は冷えるなと思った日は、追加でお腹にもカイロを貼ってました!
同じ短期バイトで仲良くなった同年代の人が、
初日に冷えてバイト中にお腹を壊して大変だったと言っていたから、
おなかも冷やしちゃいかんなって、私なりの予防策予防ですね(~_~)
ラインが流れはじめると、なかなかお手洗いに行きにくいですもんね。
冷蔵庫の仕分けのバイトのまとめ
私がバイトしていたセンターでは、
チルド宅配便の作業現場が体育会系で、完全に部活みたいなノリ(^_^;)
集合がかかったたら、ダッシュでリーダーのもとに集合!みたいな感じ。
体育会系の人には面白いノリかもしれませんが、
そういうのが苦手な人は、きついかもしれないなってちょっと思いました。
ちなみに、私はバリバリの体育会系なので、全然平気でしたけど。
ちょっと中学校の部活動を思い出しましたね。←懐かしいな(*^^*)
センターごとに雰囲気には違いがあると思うので、
一概には言えないし、こればかりはやってみないとわからないですね。
チルド宅配便の仕分けのバイトは、経験がなかったので、
はじめる前は、寒いのかなとか服装はどうなのかとか、とにかく不安がてんこ盛りの状態。
でも、いざ冷蔵庫のバイトを体験してみると業務内容のハードさに、
寒さや服装の心配なんてどこやら。
荷物をとにかく引っ張り込むことだけに全集中して、
気がついたら、あっという間にバイトが終了していましたね(^_^;)
あとは、作業スピードが早いので、最初慣れるまでは常に必死ですが、
何日かバイトに入ればそのうち体が覚える感じ。
それに、宅配便の仕分けより汗だくにならないし、
女性のバイトさんも多いのは心強いかも。
暑がりな人や、動体視力に自信がある人、
体育会系のノリが大丈夫な人にはおすすめのバイトかなと思います^^