パン工場のバイトがきついという口コミを人に話すと、
同情してもらうよりなぜかいつも大ウケされます(^_^;)
実は私、これまで数社のパン工場で単発と短期でバイトしたことがあって、
その中でも1番長くバイトさせてもらったのが、
大手のパン工場で2ヶ月ほど夜勤バイトしたとき。
このときは、まだ20代と若かったですが、仕事もきちんと真面目にこなして、
毎回残業も1~2時間は対応させてもらったので、
ちょっときつくてもけっこう稼げました!
パン工場のバイトがきついという世間の評判ですが、
仕事内容は単純なので、難しいことあまりなく心配はいりませんよ。
では、ときどき笑いも交えながら口コミをお話していきますね♪
パン工場のバイトはきついのか仕事内容の評判
実は、パン工場でバイトを始めた当初、
私はきついという評判や口コミなんて、全く知らなかったんですよね。
ただ、料理や食に興味があるせいか、
フード系のバイトや食品工場の作業が比較的好きで、
パン工場のバイトも登録バイトの単発や短期で探しました。
短期の夜勤バイトで稼げることと、学生だったのでパンが無料で食べ放題!
と求人誌に書かれていたのも決め手になりましたね(^_^;)
あの有名な大手の製パン工場でバイトしていたのは22歳くらいときで、
夜勤バイトのせいか、きついことも正直ありましたね。
きつくても夜勤で約2ヶ月間、週3~4日くらいでバイトしていた理由は、
卒論を書くためのパソコンを購入したくて、
短期バイトと大学と就活がライフサイクルでした(^_^;) ←根性あるでしょ!?
単発と短期のバイトの探し方
パン工場のバイトの探し方は、パン工場が忙しくなりそうな時期に求人情報を見ること。
一時的に忙しくなるシーズンというのは、夏休みと冬休みのほか、
バレンタインやひな祭り前後とこどもの日やお彼岸の時期などですね(´∀`*)
こういった一時的に人手が必要な時期は、単発や短期で大人数のバイト募集があって、
とにかく人数を集めたい様子なので、面接も健康そうな人ならまず大丈夫かと思います。
私なんて、面接に行ったら『いつから週何日入れる?』みたいな感じだったので。
しかも、工場の直雇用でも短期バイトが不足するようなら、
派遣などの登録バイトでも求人が募集されることもよくあります。
実際に私は直雇用で短期バイトした経験と、
登録バイト経由で単発バイトした経験があって、
どちらかで待遇が違うと感じたことはないですが、少し時給の差はあったかもしれません。
仕事の内容
パン工場のバイトのきついといわれる仕事内容ですが、
実はこの仕事内容というは、配属される課によって全然違うんですよね・・・。
私が働いていた大手の製パン工場は、食パン課、ドーナツ課、洋菓子課、和菓子課など、
それぞれ製造する商品の内容によって、課が分けられていました。
ちなみに、私は和菓子課と洋菓子課で働いたことがあります。
正直、仕事内容は難しいことはないのですが、
とにかくラインの流れが早いことが多く、スピードに着いていくのが大変(@_@;)
製造量が多いとラインスピードが早くなるので、生産量が多い日はきついです。
しかも、同じ動作を数時間ぶっ続けでひたすら繰り返すので、
そのあたりが苦手という人はきついとかつらいと感じるかもしれません。
それに、自分のところでもたもたするとラインが止まるか、
後工程の人に迷惑がかかったり、最悪は商品ロスに繋がることになるので、
流れに乗ることが一番のポイントですね。
私なんて、よろけてまんじゅう製造機の生産スピードに追いつけず、
まんじゅうがどんどんゴミ箱に落ちてしまい、
慌てて体制を立て直したことが何度もありますm(_ _)m
和菓子課
和菓子課の仕事内容は、饅頭や餅類にどらやきなどの製造に加えて、
どら焼きなどの箱詰め作業や、ホットケーキやワッフルの包装なども担当。
私がバイトしていた頃の和菓子課では、饅頭の製造量がものすごく多くて、
短期バイトに行くたびに、ほぼ饅頭の製造ライン(一番きついポジションらしい)に配置されるので、
毎回やってくる饅頭地獄に泣きそうになりましたよ(T_T)
そんなとき、饅頭ではなくホットケーキやワッフルの横にマーガリンとシロップを添える作業や
個包装されたどら焼きを番重に並べたり、箱詰めする作業を割り当てられると
ちょっと生き返った心地がしましたもんね。
洋菓子課
洋菓子課に派遣されたときは、クリスマスシーズン前だったので、
ひたすらショートケーキを作っていましたね・・・。
なので、ショートケーキづくり以外の作業は、逆にあまり記憶がないんですm(_ _)m
単発や短期のバイトは、いちごの洗浄やヘタ取り、スポンジにフルーツをばらまいたり、
デコレーションしたショートケーキに蓋をしたりといった単純作業がほとんど。
社員さんのひとりが、飾りのホイップクリームを延々と手絞りしていて、
あまりの作業量に『手が腱鞘炎になりそう・・・』と、
ひとごとながら心配したような記憶はありますね(^_^;)
仕事の流れ
パン工場のバイトの仕事について、
私が担当した製造ラインの大まかな流れを説明してみますね^^
2.製造ラインが流れ出したら、自分の担当の作業を黙々とこなす
3.出荷量が多いときはこの作業が何時間も続く・・・
4.焼いたり、蒸したり、揚げたりして商品が出来上がると、機械で包装
5.このとき、商品の横に添えるものがあれば、人の手作業になる
6.包装された商品を決められた個数だけ番重に並べて、番重を決まった高さまで積見上げる。
このとき、箱に詰めることもあり
7.一定の高さまで番重が積み上がったら、出荷へと運ばれる
さっとこんな感じで、商品はどんどん生産されて出荷へと回されて行きましたね。
パン工場のバイトの注意点を口コミ
パン工場だけでなく、ライン作業に多いのが、
ラインがいったん流れ出すと簡単には止められないということ!
ラインを止めてしまうと、機械が止まってしまうので、
製造ロスが増えてしまいます(^_^;)
おそらく、大手の製パン工場では、準備時間や製造ロスもきちんと数字で評価が出るので、
社員さんたちもあまり機械を止めたがらない傾向がある気もしました。
トイレに行きたい!気分が悪いときは?
でも、何時間も延々と作業を続けるのはきついし、トイレに行きたくもなるし、
どうしてもってときは社員さんに(帽子のラインで役職を見分ける)、
手を挙げて訴えるしか方法はありません。
気分が悪くなった場合も同じで、無理に我慢すると逆に迷惑がかかるので、
速やかに申告することをおすすめします。
私は、何度かお手洗いに行きたいと訴えていましたが、
常識的な回数であれば、とくに怒られることはありませんでしたよε-(´∀`*)
服装や身だしなみ
パン工場のバイト中の服装は、
つなぎの作業着にエプロンと頭巾タイプの帽子をかぶって作業。
ちなみに、帽子の中心には名札が付けられていました^^
手先もかなり細かく使っていくので、
ぴっちりした青色のビニール手袋を2重でしていたと思います。
口元は、マスクか口を覆うような帽子の構造になっていたはずですね。
私は、過労で休憩時間中にうっかり唇を噛み締めて眠ってしまい、
気がついたら唇が2倍に腫れ上がるという、とんでもない経験をしました(・_・;)
マスクのあるバイト先で助かりましたが、
鏡を見て衝撃を受け、さすがに自分にツッコミたくなりましたよ・・・。
どうか、バイトする方は気をつけてくださいね。
アクセスと駐車場は要確認
パン工場は、だいたい駅から徒歩15分から20分くらいのところにあることが多い印象。
私は基本的に電車通勤派でしたが、
場所によっては、車やバイクや自転車の通勤も認められていましたね。←とくに田舎
でも、そんな場合に多いのが結構駐車場が遠いってパターン!
車通勤にしたら、余裕を持って出勤しないとかえって大変なことになるかもしれません。
パン工場のバイトのメリット
私が短期バイトしていたパン工場では、
休憩時間中、食堂に並べられているパンは無料で食べてもよい事になっていました(^o^)
ただし、パンを持ち帰るのはNGでその場で食べる分だけ無料!
といってもそんなに食べれませんし、無料のパンの種類は日替わり。
もちろんパンが苦手なら社員食堂で食事もできて、格安で食事が食べられましたよ。
ただし、社員食堂は自販機以外、現金は使用不可のことが多いので、
カードキーで給料から天引きのパターンか、
クレジットカードやアプリでの支払いになりますから注意してくださいね^^
ちなみに、ほかのパン工場では割引で商品が購入できたり、
規格外の商品が格安で購入できることもあるみたいです。
パン工場のバイトきついかの評判と口コミのまとめ
パン工場のバイトは多少きつくても稼げるので、
イベントシーズンで募集が増える時期が狙い目!
仕事内容も難しくないですし、時給もまあまあよいし、
多少仕事がキツくても単発や短期だからと割り切れて、サクッと稼げるは魅力的♪
ただし、大手の製パン工場では配属される課によって、忙しさが全然違うので、
私が配属された和菓子課は、その頃一番の忙しさだったそうです。
よくレギュラーバイトさんたちに、『なんで、和菓子課にしたの?』って聞かれましたけど、
配属先なんて、単発や短期のバイトは自分じゃ決められなかったんですよ!
ちなみに噂によると、当時は食パン課がわりとラクという評判で、
ドーナツ課は油の匂いで気分が悪くなる人が多いとかなんとか・・・。
でも、私は和菓子課と洋菓子課でしか短期バイトしてないので、
本当のことはわからないんですけど、稼ぎたい人やライン作業に慣れていたり、
もくもくと作業するのが好きな人、パンが好きな人にはおすすめのバイトですよ^^